2013年9月27日金曜日

啓示(on twitter @rahumj)

 TK-80 から40年近く,マイコン・PC・サーバのプログラミングに関わってきたが,ついに足を洗う日が来たのかもしれない.

  すべての技術は流れ去る.残されるのは技術そのものではなく,その技術者の生き様である.

  失うことで人は,自分が何者であるかを知る.奪われ,失った後に残ったものこそが,本当の自分自身だ.

  自分に残されたものは,あらゆる意味でわずかしかない.その中に,長年蓄積したプログラミング技術や知識が含まれている.そこから足を洗うかもしれない今気づくのは,その知識に対する自己の執着である.自分のアイデンティティは,それらの知識に依存して,立脚していたのか.


  だから失うことは,啓示的である.

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